実際にやったことがある人が少ない
一時期はテレビを付ければどこかでポータルサイトのCMが流れているほど、ふるさと納税は大きな注目を集めていました。
しかし実際にふるさと納税に手を出している人は少なく、一般的には10人に1人が制度を利用していれば優秀といった数字に落ち着いています。
ではなぜこのような結果に落ち着いてしまうのでしょうか。
それにはふるさと納税に抱かれるイメージが強く関係していました。
ふるさと納税に抱かれるイメージ
ふるさと納税といえば豪華な“返礼品”の数々。国産A5和牛、特大ズワイガニセット、お米マイスターが選出したブランド米…などなど、特に地域の特産物が好まれています。
一度に食べきれない家庭に配慮した定期便や、食べ物に興味がない人が選べる家電の返礼品など「ふるさと納税だから…」という建前で、欲しいものを購入する人が見受けられるほどです。
ふるさと納税の利用をためらう原因として上げられる最たる理由が“確定申告”です。
確定申告とは1年間の所得にかかる税金を計算して国に報告する手続きを指し、一般的な給与所得者にとっては不要な作業として認識されています。
しかしふるさと納税で控除を受けたい場合は給与所得者でも確定申告を行う必要があるため、この煩わしさから制度の利用に踏み切れない人が多いのです。
断片的な知識を聞きかじった人に多く見受けられる特徴が「結局メリットってなんなの?」という疑問です。
なかには控除のメリットを知らずに“高級食材を手に入れるだけの制度”と思っている人もいます。
控除や返礼品のメリットよりも確定申告の煩わしさが先行している人も少なくありません。
基本的には、ポータルサイトを利用することで効率的にふるさと納税を利用できます。
しかしポータルサイトは複数存在し、サイトごとの違いが明確ではありません。
人によっては最適なサイトを見極めるまで手を付けられないという意見が見受けられます。
それぞれのサイトを利用することでどのようなメリットが得られるのか、まとめられた情報が必要です。
最も多い印象として挙げられるのが「名前だけは聞いたことがある」という意見です。
先ほども触れたように、テレビCMで頻繁に流れていたこともあり名前を知っている人は多くいます。
しかし興味はあるけどわざわざ調べようとしない人が多く、利用者の増加に繋がっていません。
サービス利用までにあと一歩の努力が求められています。
実際はメリットだらけのサービス
ふるさと納税に抱かれるイメージは、「よくわからないけどおトクそう」というふわふわしたものが多いです。
しかし実際はメリットが多く、デメリットと思われていた手続きの複雑さも“ワンストップ特例”などの活用で簡易化されています。
ポータルサイトには詳しいメリットや魅力的な返礼品が山ほど掲載してありますので、是非一度ご自身の手で検索してみてはいかがでしょうか。